省エネルギーローコスト油圧ユニットhybrid-units

高効率の追求油圧とインバータモータによるハイブリッド制御の油圧ユニットをご提案

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省エネ対策は不在部署の消灯。待機電力の無効化、冷暖房の温度設定など、きめ細やかな配慮も必要ですが生産設備への省エネ対策は時に最大の効果になります。

生産設備は数年前まではランニングコストより生産性を重視して設計されていました。しかし現在の世界的な状況からこれら設備が逆に負荷の掛かる存在になりつつあります。

消費電力を抑えつつも生産性は従来通りの設備

特に油圧、空気圧は電力->液圧->動力と変換させるため効率が低く年間の消費電力を単純に金額に変換すると驚かれる事がしばしあります。設備動作を見直すことで生産性を落とすことなく効率的な設備にする事も可能です。

年間CO2排出量 約42t、年間運転コスト約130万円削減設備導入事例(N社製油圧ユニット)

油圧装置の省エネルギー化のご相談をお承ったユーザー様からのご依頼で機械装置の運用タクトの調査から最も効率的な電動機サイズ油圧ポンプを選定しハイブリッド制御の油圧ユニットを制作させて頂きました。

上段が従来の油圧ユニット、下段がハイブリッドエコタイプ油圧ユニットの電流計を撮影し比較検証した動画です。消費電力量の大きな違いをお確かめください。

  1. 18.5Kw-4pの電動機から7.0kwの電動機へのサイズ変更
  2. 電動機の出力に合わせ油圧ポンプを小形小容量高効率のモデルに変更
  3. 既設油圧タンクを流用し資源再利用とコストを削減

年間CO2排出量、運転コスト約80%削減を達成

対策前 ハイブリッド化後 効果
運転時平均電力(kw/h) 12.2 2.4 ▲9.8
年間電力量(kw/h)※1 94,867.2 18,662.4 ▲76,204.8
年間CO2排出量(kg)※2 52,651.3 10,357.63 ▲42,293.7
年間ローコスト効果(円)※3 1,664,919 327,525 ▲1,337,394

※1 年間運転時間 : 24(時間)×360(日)×0.9(稼働率) = 7776(時間)

※2 CO2排出量 : 0.555kg/kwh (2006年3月改定 地球温暖化対策推進法より)

※3 電力単価 : ¥17.55 (電力会社及び契約内容により異なります)

以上の結果により年間CO2排出量 約42,000kg年間運転コスト約130万円削減を達成しました。

効率が向上したことにより2次的に油温上昇が抑えられパッキン油脂類の交換頻度も下がると予想されます。また油圧ポンプや電動機の小型化に伴い機器交換コストも下がります。

省エネルギーローコスト化にご興味のあるお客様へハイブリッド油圧ユニットの出張検証お受け賜り

ハイブリッドエコタイプ油圧ユニットは動作タクトや回路構成により省エネルギー効果が大きく変わります。

弊社では試験用のハイブリッドエコタイプ油圧ユニットをユーザー様の設備に設置し実際の省エネ効果を確認できるよう出張検証も行っていますのでご利用ください。また、工場設備全体の省エネ化もお受け賜りますのでお気軽にご相談下さい。

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