


不在部署の消灯。待機電力の無効化、冷暖房の温度設定など、きめ細やかな配慮も必要ですが、生産設備への対策は時に最大の効果になります。生産設備は数年前まではランニングコストより、生産性を重視して設計されていました。しかし、現在の世界的な状況からこれら設備が逆に負荷の掛かる存在になりつつあります。
特に油圧、空気圧は電力->液圧->動力と変換させるため効率が低く年間の消費電力を単純に金額に変換すると、驚かれる事がしばしあります。設備動作を見直すことで、生産性を落とすことなく効率的な設備にする事が可能です。
油圧装置の省エネルギー化の相談により機械装置の運用タクトを調査し、もっとも効率的な電動機サイズ、油圧ポンプを選定し、ハイブリッド制御を施しました。
上段が従来の油圧ユニット、下段がハイブリッドエコタイプ油圧ユニットの電流計を撮影し比較検証した動画です。消費電力量の大きな違いをお確かめください。
| 対策前 | ハイブリッド化後 | 効果 | |
|---|---|---|---|
| 運転時平均電力(kw/h) | 12.2 | 2.4 | ▲9.8 |
| 年間電力量(kw/h)※1 | 94,867.2 | 18,662.4 | ▲76,204.8 |
| 年間CO2排出量(kg)※2 | 52,651.3 | 10,357.63 | ▲42,293.7 |
| 年間ローコスト効果(円)※3 | 1,664,919 | 327,525 | ▲1,337,394 |
| ※1 年間運転時間 : 24(時間)×360(日)×0.9(稼働率) = 7776(時間) |
| ※2 CO2排出量 : 0.555kg/kwh (2006年3月改定 地球温暖化対策推進法より) |
| ※3 電力単価 : ¥17.55 (電力会社及び契約内容により異なります) |
以上の結果により年間CO2排出量 約42,000kg、 年間運転コスト約130万円削減を達成しました。
効率が向上したことにより2次的に油温上昇が抑えられ、パッキン、油脂類の交換頻度も下がると予想されます。また、油圧ポンプ、電動機の小型化に伴い機器交換コストも下がります。
ハイブリッドエコタイプ油圧ユニットは動作タクトや回路構成により効果が大きく変わります。弊社では、試験用ハイブリッドエコタイプ油圧ユニットを実機に取り付け省エネ効果を判断して頂く出張検証を行っています。
また、工場設備全体をトータルで省エネ化するソリューションも行っていますのでお気軽にご相談下さい。