落下防止回路はアクチュエーターが自重による落下を防ぐ目的の回路で安全の為にも大変重要な回路です。
また多くの場合パイロットチェック弁を使用し弁内部の漏れを最小限に防ぐこともよく利用されています。 これを使用しないと長時間のロックが出来ず休日開けに自重で落下していた。などもありうる話です。
- 主電源をONで電動機が廻りポンプが始動し、下降ボタンを押すとBポートの圧力が上昇しパイロットチェック/カウンターバランス弁が開きます。
- その後シリンダーは背圧を受けながら下降を開始します。
- 上昇側はフリーフローで流れメーターアウトにてスピードを制限され上昇します。
- また、電磁切換弁が中立位置になるとA/Bポートの圧力が抜けパイロットチェック弁がシールされ流体の圧縮でシリンダーの自重落下を防ぎます。
解説
落下防止回路をつけていても落下する場合の多くはパイロットチェックの損傷やごみつまりまたはシリンダーのパッキンの劣化が考えられます。
また完全に落下防止をするには流体の圧縮に頼る落下防止回路だけではなく機械的なロックの検討も必要です。
メンテナンスなどでシリンダー出口側の配管(ポンプOFFでもオレンジになっている部分)をはずすと一気に落下しますので特に注意してください。