基本的な回路
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回路設計

油圧空気圧は機器の組み合わせにより多くの制御が可能です。しかし、いくら単純な回路といえど基礎を知らなければ安全な回路を組むことは出来ません。

また、一見、複雑な回路も簡単で基本的な回路の複合体なのです。ここからは特に良く利用される基本的な回路を動画による図解を入れながら解説していきます。

流体回路・電気回路共、圧力や流体の流れなどすべてのシーケンスを実機同様、完全に再現しました。ただし説明上わかり易くするため各機器の反応速度を鈍く設定してあります。 このため一部の回路でボタンのタイミングによっては実物の機器ではありえない誤作動を起こす場合があります。ご了承ください。

基本的な回路

油空圧機器はポンプ(コンプレッサー)圧力制御弁、方向切換弁、流量調整弁、アクチュエーターがあれば制御できます。

以下に基本的な回路を説明します。なお、記号やボタンはマウスを合わせると説明が表示されます。アクチュエーターの動作はボタンを長押しでソレノイドONになります。

    解説

  1. 主電源をONで電動機が廻りポンプが始動することにより圧力が上昇します。
  2. リリーフ弁の設定圧力に達すると弁が開放され圧力を維持します。
  3. 前進・後退ボタンを押すと電磁弁が切換わり流体が流れてシリンダーが動きます。
  4. ボタンを離すとバネの力で電磁弁が中立位置に戻りシリンダーが停止します。
  5. シリンダーが動いている時は管内圧力が下がります。

上図の電磁切換弁のように前進・後退・停止の制御が出来る弁は3ポジション弁と呼びます。 またプレッシャ(P)/A/B/タンク(T)の4つの経路(ポート)がある弁なので4ポート3ポジション弁とも呼びます。

上の回路図の通りシリンダーが動いている時は圧力のエネルギーが流量のエネルギーに変換されるため配管圧力が下がります。もしもシリンダーの速度が出ていない時は絞り弁を絞りすぎているか、または圧力が不足していることになります。


上の回路はシリンダーが停止している時に主電源が入っていると圧力・流量を最大でタンクに戻すためエネルギー効率がよくありません。また流体の温度が上昇しやすいため停止時間が多い場合は不利です。次項でアンロード回路を説明します。