非常停止は回路設計や保守点検作業において特に重要な項目です。常に安全側に働くような回路設計やメンテナンスをお願いします。
通常、機械は非常停止時に全ての電源が落ちアクチュエーターを瞬時に停止させる場合が多いはずですが、使用個所によっては圧力を保持させたい場合もありますので あわせて説明していきます。また下図に関して今までの説明用図面とは違い実際の装置並の反応速度で非常停止を再現します。 また、仮想上ですが光電管による非常停止も再現しています。
- 主電源をONで電動機が廻りポンプが始動し、自動運転ボタンを押すと自動運転を開始します。
- 非常停止ボタンを押すか光電管に触れると全ての電源が落ちます。
- この時メインシリンダーは緊急停止。クランプシリンダーはクランプされていた場合はアキュームレータで圧力を保持し、製品の落下や損傷を防ぎます。
- 非常停止した場合はアクチュエーターが原位置を外れているため原位置に戻さないかぎり再度自動運転できません。
解説
上図の補足ですが、自動運転中は原位置復帰ボタンは無効です。非常停止後は全ての電源が落ちます。(一部ランプはついています)
非常停止後は原位置に復帰させないと自動運転ができません。これは自動運転がある実際の設備も同様です。仮想的な機械ではありますが現実と同じく安全な回路を設計する場合は必要になります。
最後になりますが本来はもっと多くの回路や機器がありますが、一般的に利用されている機器は今までの回路の応用によって作られています。 安全で高効率の回路設計を目指してください。さらに込み入った回路も作りたいのですが、バグも膨大になりますのでこの辺で一区切り付きたいと思います。
また、一部の回路では特定のタイミングでボタンを押すと実際にはありえない挙動を示す場合がありますがご容赦願います。